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平和で健康な食事

菜食(ベジタリアン)のすすめ


 私たちは心と身体の健康のために、玄米や雑穀と野菜を中心とした食事「玄米雑穀菜食」(ベジタリアン)をおすすめします。
 木の花農園の菜食は、穀物、野菜に加えて、良質な山羊のミルクとにわとりの自然卵もいただいています。
山羊やにわとりは自家製木の花菌(有効微生物群)や玄米アミノ酸を加えた自家製配合飼料や水を与えて安全や健康に気を配って育てています。
 私たちが菜食(ベジタリアン)を提唱し、実行するのには心身の健康のほかにも、いくつかの大切な理由があります。

 以下にそのことについて述べてみましょう。 



    1.平和な食事

    2.人間の身体的機能

    3.体の健康のため

    4.食料問題

    5.環境問題

    6.食料としての汚染

    7.霊的な進化


1.平和な食事


 私たちは、平和な食事を提唱します。
 肉食動物と草食動物を比べてみるとわかるように、草食動物は温厚で、持久力があり、平和的です。一方、肉食動物は、攻撃的で、瞬発力はあっても持久力に劣り、好戦的です。
さらに、ヨーガの見解から、菜食は気持ちを穏やかにし明確で集中できる心の状態を作り出すとされ、世界平和への人間の深い願いを現すための、誰もができる肯定的なステップと考えられています。

2 人間の身体的機能

 人間はその本来の性質から言えば、動物を殺したり、捕らえて食べたりするものではありません。人間の身体の器官は、肉食動物のものとは似ていません。又、肉食動物の体は肉を食べないと補えないものがあります。人間の体は完成されているので肉を食べる必要がありません。
 人間の身体を解剖学的、生物学的に見ると、果物、木の実、野菜を食べるのに適しています。私たちの歯は、骨を噛み砕いたり、肉を引き裂くような鋭いものではありません。人間の頭蓋骨についている32本の歯の中で、20本が穀物や木の実をつぶすためのものです。

 人間の腸は、身長の約6倍も長いので、肉をすぐに排出するのには適していません。

特に日本人は長い間農耕民族として生きてきたので、体の機能も肉食対応型になっていません。

 近年、西欧文化と共に日本人の食生活は洋食化され、肉食中心となりました。人間の遺伝子(DNA)の変化には、2〜3千年くらいの歳月を要すると言われていますので、、戦後60年で急に西欧化したことを考えると、この肉食中心の食事に、日本人の体が適応しきれず、癌や生活習慣病などの病気が多くなってきているのは、当然のことと言えます。


糖尿病 / 西欧人と日本人の違い

 日本人が糖尿病になりやすいのは、欧米人と違い、インスリンの分泌量が少ないため洋食のように高脂肪や高カロリーのものを食べると上昇する血糖値にインスリンが対処できないためです。これには、節約遺伝子が影響していると考えられています。
 節約遺伝子とは、日本人が過去数千年の食生活で培ってきた遺伝子で、少量の食べ物で生活できるようになった、省エネ遺伝子です。アメリカのミシガン大学の教授が提唱して、現在では世界的にも認められている説です。又、日本人の場合、健康な人と、糖尿病の人の体重の平均値の差は1kgで、見た目に違いはありません。肥満より、摂取したものを消費しないことの方が問題で、消費していれば糖尿病にはならないと言われます。
 西洋人の場合、体が高脂肪、高カロリーのものを食べることに対応するようにできているので、かなり肉類を食べすぎた人が、糖尿病になっていると言うことです。健康な人と、糖尿病の人の体重差は20kgにもなります。



3.体の健康のため

 地球上で、代表的な生命が最初に食することができる食べ物は植物です。植物は、大地が最初に育んだ生命であり、その体は炭素と水の化合物で、光の作用(光合成)によって作られます。動物の体は、その植物を食べ、同時に酸素を取り入れ、栄養と酸素を体の隅々まで血管を通して運び、栄養を酸素を使って燃焼させることにより、エネルギーにしています。ものが燃焼すると、すす(カーボン)が発生するので、腎臓や肝臓の働きにより、血液をろ過し、体外に排泄して健康を保っています。

 肉食をするということは、もともと血液中にすす(カーボン)を含むものを食べる事なので、菜食よりすすをより多く体に取り込むことになり、結果血液を汚すことなります。そうして、腎臓と肝臓などの内臓にも多く負担をかけることになります。又、別の観点から見ると、肉食をすると肉は胃の中で次第に腐っていき、尿素、尿酸、アンモニアの強力な毒を発します。この毒が血液に入り、敏感な箇所に炎症を起こし、リューマチ、関節炎、肝臓障害、腎臓障害を引き起こします。排泄機能をもった器官は、体内の廃棄物を排泄しきれなくなり、体内に蓄積されていきます。

 こうして血液が汚れると、血管を詰まらせることになったり、血液をドロドロ状態にし、心臓にも負担をかけます。
 血液とは生命であり、血管はその通り道なので、血液が汚れるということは、健康にとって最も避けるべきことなのです。













4.食料問題

 国連の統計によると、今世界中で3食満足に食事ができる人たちは10億人と言われています。又、地球上の人口60億人中14%が栄養失調です。
 にわとりの卵1個を生産するのにその7倍の穀物が必要であり、肉1kgを作るのに16kgの穀物と大豆を使っています。たんぱく質を得る効率から言うと、肉1人分は菜食20人分に相当します。
 肉を多く摂るということは、家畜用飼料として大量の穀物と大量の農地が必要であり、とても非効率な食べ物と言えます。
 日本人の食生活を世界中の人たちがしたとすると、今の地球上の食料生産では10億人しか養えないと言われています。もし世界中の人が菜食にすると、今のままの食料事
情で800億人食べていけると言われています。

 人類が地球上で貴重なたんぱく源を共有し、平和に平等に暮らしていくためには、ベジタリアンのライフスタイルがこれからの時代の潮流と言えます。


5.環境問題

 家畜を過剰に飼育したり、過放牧したり、又、飼料を広大な畑で育てることにより、土壌や水、大気などの環境汚染を引き起こしています。
 例えば、過放牧によって、家畜が草を食べつくし、大地が砂漠化したり、家畜の糞尿によって土壌が汚染されたり、牛のゲップや糞尿からでるメタンガスによって大気が汚染され、地球温暖化も引き起こしています。
 さらに、多国籍企業が広大な土地を買い占め、熱帯林を切り倒し、肉牛の放牧地にしているので、中南米の熱帯雨林は、1960年の初めに比べ現在4割も減少しています。
 例えば、1つのハンバーガーを作るために、16平方メートルの森林がつぶされています。
 それだけにとどまらず、森林を伐採して燃やして、生態系の破壊も引き起こしています。熱帯雨林では1年間に1000種もの生物が絶滅しています。
 
 肉食の問題は、資源問題にも及びます。大豆でたんぱく質を得ることに比べると、牛肉からたんぱく質を摂ることは、化石燃料を約40倍使うことになります。1cal分の肉を得るために、飼料用農地に使用される大量の農薬、化学肥料や、家畜に使われる薬品の原料として、又、飼育に使われる電気エネルギーとして、3kcal以上の化石燃料が使われます。
 その事が地球の温暖化を招いています。

 肉食をするということは、人体のみならず、環境にとっても非常に良くないことと言えます。

6.食料としての汚染

 現在の地球上では、食料は化学薬品によって非常に汚染されています。
 魚の場合、今市場に出回っているのは、ほとんど養殖ものです。限られた場所で飼育すると、病気が出るので大量の薬が使われています。
 又、陸地の汚染は最終的には全て海に流れていき、今、海の魚からは、水銀、ダイオキシン、PCB、鉛などの毒性の高い物質が検出されています。政府も、妊婦や子供には、あまり魚を食べないように指導し、摂取量の指針まで出しています。
 牛やにわとりなどの飼育現場でも、魚の養殖と同じく、抗生物質をはじめとする薬が大量に使われています。例えば、牛の肉には保存薬品、化学薬品、人口成長ホルモンなどが含まれています。
 こうした食肉の汚染は、薬を注入された動物にもその肉を食べた人間の体にも深刻な問題を引き起こしています。
 薬は動物の神経系に影響を与え、新陳代謝を妨げます。又、抗生物質などの薬品を

注射され、狭い場所にぎゅうずめにされた家畜に耐性菌が発生し、問題になっています。 BSE(狂牛病)、鳥インフルエンザなどの新しい病気も出てきています。

 人体への影響としては、癌、生活習慣病が増えたり、O-157のような新たな感染症の出現、又、肉に含まれる成長ホルモンによる子供の発育異常などの問題が発生しています。
 
 こうした動物に対する扱いは、最終的には人間の身を滅ぼすものです。世界がどうすれば生き残っていけるかを考える時、将来全ての人間が菜食になる必要があると、幾人かの科学者は言っています。

7.霊的な進化

 日本では、昔から”生ぐさ坊主”という言葉があります。これは、聖職者が肉魚を食べ、法度を破ることを表す代表的表現です。
 洋の東西を問わず、あらゆる時代を通して、人が目覚めて霊的に進化していくと、、殺生をはばかり、肉魚を食さない生活に入っていきます。(最近はそういった聖職者ばかりではない)世界中の哲学者、思想家、宗教家は菜食主義者でした。
 聖職者に限らず、人の価値は最終的には心にあり、霊的に進化することが大切と言われています。
 霊的にも血液は生命であり、血管は生命の通り道です。又、血液を送り出す器官である心臓は、生命の流れを作り出し、読んで字のごとく、「心の臓器」であり、霊的に大切な臓器と言えます。肉食をし、血液が汚れ、心臓の機能が衰えるということは、体の健康に良くないだけでなく、霊的な進化を遅らせてしまう事になります。
 

以上の1〜7に示した「環境、健康、食料問題、霊的進化」のような様々な理由により、21世紀の進化した人類は、菜食(ベジタリアン)になってゆくべきと考えます。









純粋菜食
(ピュアベジタリアン
 ビーガン)

 食用、衣料用、その他の目的で動物を搾取したり、苦しめたりすることをできる限り止めようとする人たち。

乳菜食
(ラクトベジタリアン)

 植物性食品と乳,乳製品を食べる。

乳卵菜食
(ラクト・オボ・ベジタリアン)西欧で最も多いタイプ

 植物性タンパク質は玄米と大豆を一緒にとると互いに不足するものを補い合い完全な栄養となる。完全食品の卵を食べれば、なんの問題もない。

 菜食で、たんぱく質がちゃんと摂れるのかという心配は無用である。むしろ、現代は動物性油脂、たんぱく質の摂りすぎが問題になっている。


















 パンとミルク、肉食と乳製品、野菜と果実に依存する食のパターンは西欧のアルカリ土壌の乾燥地帯で畑作と遊牧生活の中で長い間かかって生み出された食文化です。

 日本は、湿度の高い酸性土壌に培われた、穀菜食と魚介類で生活












菜食・・植物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富

*成人病(生活習慣病)の予防
*肺癌、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、死亡率半分以下。
*高血圧、骨粗しょう症などを予防。
*植物性脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は血中コレステロール濃度を下げる。

肉食・・たんぱく質の摂りすぎによる健康問題

*発癌率高い。
*発癌性物質を摂取
*腎臓病、骨粗鬆症
*植物繊維の不足
*動物性脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は血中コレステロール濃度を上昇させる。



















































































































WHO(世界保健機関)

WHO憲章における「健康」の定義

「健康とは身体的、精神的、社会的、霊的に満足すべき力動的な状態をいい、単に病気や障害のないことではない。」







*本文中のデータの数値は日本ベジタリアン協会のホームページより抜粋