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<毎月1日発行> http://www.konohana-family.org
■ ■ ■ ■ 木の花ファミリー通信 Vol.34 2010年6月 ■ ■ ■ ■
発行:木の花ファミリー/特定非営利活動法人 青草の会
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梅雨空の下、「田んぼ隊」も「畑隊」も日々、
天気予報をにらみながら農作業に精を出しています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今月は海外のエコビレッジからのゲストがファミリーを訪れ、
心温まる交流の場がもたれました。
ますます広がる調和の心。
梅雨の先に真っ青な夏空が待っているように、
私たちの進む先にある世界が楽しみです!
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今月のトピックス
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◆◆◆ 第4回エコビレッジ国際会議TOKYO ~ 笑顔がつながる暮らしかた
2010年5月28日~30日 東京・城西国際大学 ◆◆◆
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みちよです。こんにちは!
年に一度、国内外のエコビレッジ関係者が集って
未来のビジョンを共有しあう場、
「エコビレッジ国際会議」が今年も東京で開催されました。
昨年よりファミリーから
メンバーが講演者やパネリストとして参加していますが、
今年は私といさどん、そしてひろっちの3人が登壇、
2泊3日のプログラムに合わせて東京に出張してきましたので、
皆様にご報告します。
2日目の朝、3人と一緒に
販売ブースの売り子さんとして出張していたいさおちゃんが
「エコビレッジ住民大集合!」という企画に呼ばれて、
急きょ登壇することになりました。
千葉県鴨川市の住民が地域通貨等の試みを通じて
ゆるやかにつながるコミュニティ、
神奈川県藤野で4世帯が暮らす「里山長屋暮らし」、
そして木の花ファミリーと、
3つの個性的なコミュニティの住人が
それぞれの生活について語る場となりました。
エコビレッジの中でも、
個人や世帯がゆるやかに連携するスタイルから、
共同生活で親密につながるファミリーのようなスタイル、
そしてその中間のようなスタイルと、
その明確な対比が参加者にも理解しやすかった、
と好評でした。
同日の午後、
「アジアのエコビレッジ」というタイトルで
インドにある世界最大のエコビレッジ
「オーロヴィル」のビンドゥ・モハンティさんと、
フィリピンで「トゥワ・ラフィングフィッシュ・
エコビレッジ」の建設を進める
ペネロペ・レイエスさんと私の3人でディスカッションしました。
3人とも女性なので、
「せっかくだから民族衣装で登場しようか?」ということで、
私は和服を着ることに。
欧米で生まれた「エコビレッジ」の概念を、
農耕民族としてコミュニティを形成してきた
アジアにおいてどのように取り入れ、
持続可能で調和的な社会づくりに活用していくか、
という視点を軸に話をしました。
2ヶ月前も前から電話会議で準備をしてきただけあって、
3人の息はバッチリ。
会場に集まった百人ほどの参加者の中からは
たくさんの質問もいただき、
大変有意義な時間となりました。
3日目には、昨年に引き続いて
いさどんがファミリーの創設者として登壇。
「命・自然の法則に沿って生きる木の花ファミリー」と題して、
宇宙の法則に従って自然と共に生きる世界観を、
自然淘汰などのわかりやすい事例を挙げて話しました。
現代社会が抱えている
様々な社会問題を解決していくには
すべての命がつながり合って生きることが大切であること、
エコビレッジがそのつながりを取り戻す暮らし方であることを
伝えていきました。
同じく3日目には、
「みろくビレッジプロジェクト」の事務局代表であり、
4月から家族と共に木の花ファミリーに加わった
ひろっちが初めて登壇しました。
詳しくは、このあとのひろっちによるレポートをお読みくださいね。
今回は、会場にファミリーの
さまざまな農産物を販売するブースも設けられ、
エコビレッジでここまで自給が可能であることを
アピールする機会となり、
商品も大変良く売れていました。
毎日のようにファミリーに通って
メンバー同然のお付き合いをしている
「みっちゃん」こと鈴木通敬さんが
ファミリーの「食当さん」たちの愛情のこもったお弁当を
補充の商品と一緒に東京まで配達してくれたお陰で、
3日間のハードスケジュールを何とか乗り切ることができました。
私自身は第1回から関わってきたエコビレッジ国際会議も、
今年でもう4回目です。
全体的には、環境に配慮した建築やパーマカルチャーといった、
どちらかといえば社会に受け入れられやすい
物理的な取り組みに重きが置かれていたように思います。
しかし、エコビレッジを創るうえで本当に大切なのは、
仲間たちと精神性を高めあい、
人間だけでなく自然も含めたいのちたちと共に
調和した社会を実現していく姿勢だと思うのです。
日々の生活の中で実践することによって培われるこうした精神性と、
そこからもたらされる豊かさを
もっと多くの人たちの心に届ける場ができたなら、
日本のエコビレッジの動きも
次のステップに進むのではないかと感じています。
最後に、今回とても嬉しく思ったのは、
私が運営委員のひとりとして立ち上げ、
木の花ファミリーも全面的に協力して開催された教育プログラム
「エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)」の
第1期卒業生がエコビレッジの立ち上げを実践しはじめ、
伝える側に成長した姿を確認できたことです。
撒いた種がゆっくりと芽吹き、
やがて花となり実となることを考えると、
EDEを実施して本当に良かったとしみじみ思いました。
(みちよ)
■■ みろくビレッジ~京都綾部での活動を経て
ひろっちです。
今回のエコビレッジ国際会議では、
3日目に「みろくビレッジプロジェクト」についての
分科会を開催する機会をいただき、
事務局を代表してお話をしてきました。
45分という限られた時間でしたので、
詳しくお話しすることは難しかったのですが、
プロジェクトの概要や経緯、振り返りなどを
プレゼンテーションさせていただきました。
今回、私がもっとも伝えたかったことは、
プロジェクトの具体的な経緯については勿論ですが、
このような道を歩み始めるに至った背景の部分でした。
もう少し言うと「見えること」よりも「見えないこと」、
言葉を変えれば「生き方」といってもいいのかもしれません。
その部分を伝えたい、
という想いで登壇させていただきました。
志を同じくする良き友人であり、
昨年の5月に長野県で
「虹のファミリー・大町ビレッジ」を創立された
「くにちゃん」こと室町くにあきさんにも登壇をお願いして、
みろくビレッジと大町ビレッジを対比しながら
ディスカッションするコーナーも設けました。
終了後、聴講者の方々から
「3日間で一番興味深く、いい分科会でした!」
「一番知りたかった話を聞くことが出来ました」など、
ありがたい感想をいただくことができました。
約1年にわたって進めてきたプロジェクトが、
これから新たにエコビレッジを作ろうと思っている人たちにとって
参考になる情報を提供できたことは大変嬉しく、
登壇して本当によかったと思っています。
分科会の中でもお話ししましたが、
「みろくビレッジプロジェクト」は
綾部市への移住こそ延期したものの、
決して白紙撤回ではなく、現在も継続的に進行中です。
予定地や時期については僕らもわかりませんが、
近い将来、どこかで
「心の調和を一番大切にした、みんなが支えあう社会」
のモデルを創設できることを確信しています。
これからも変わることなく、
一日一日を大切にしながら精進していきたいと思います。
(ひろっち)
■■ アジアの平和の架け橋に ~
■■ ビンドゥ&ペネロペさんのファミリー来訪
ふたたびみちよです。
国際会議で私と鼎談をした
インドのビンドゥ・モハンティさんと、
フィリピンのペネロペ・レイエスさんが会議後に
それぞれ木の花ファミリーを来訪されましたのでご報告します。
会議後、東京から帰宅する
私たちの車に同乗して来訪されたビンドゥさんは、
2,000人を擁する世界最大のエコビレッジ、
インドの「オーロヴィル」で環境教育を担当されています。
ビンドゥさんとはこれまでに電話では何度も話をしましたが、
今回の国際会議で初めてお会いしました。
小柄でおっとりとした彼女とは
少し話をしただけですぐに同じ考えを持っていることがわかり、
お互いを姉妹のように感じあう関係になることができました。
滞在中、ビンドゥさんは
二晩にわたってオーロヴィルの暮らしについての
プレゼンテーションをしてくださいました。
また、2日間に及んだ
いさどんのファミリーについてのプレゼンテーションを初めとして、
ファミリーの暮らしをさまざまな側面から体験していただき、
お互いの取り組みについて深く学びあうことができました。
地理的に遠く離れ、文化的な背景も違っていても、
こんなにも同じような価値観を持って
日々を暮らしている人たちがおり、
それがここでこうしてつながる機会をいただけたのだと思うと、
神様の壮大な計画を思って、
感慨深いものがありました。
ビンドゥさんと入れ違いに
ペネロペさんもファミリーを来訪されました。
私と共にグローバル・エコビレッジ・ネットワークの
オセアニア&アジア地区(GENOA)の
共同代表を務める彼女の来訪は、
2007年の秋以来3回目となります。
ペネロペさんからも、彼女が創設中の
「トゥワ・ラフィングフィッシュ・エコビレッジ」についての
プレゼンテーションがありました。
「トゥワ」は、タガログ語で「喜び」を意味する言葉です。
私は昨年10月にフィリピンで行われた
GENOAの年次総会の後で現地を訪れたのですが、
その時には土地の基礎工事が終わり、
井戸が掘られただけで何も無かった場所に、
既に5軒の家が建っているとのことでした。
家は竹と稲藁、ヤシ科の植物の葉などを使った
フィリピンの伝統工法で建てられており、
今年の8月にペネロペさんの家族ともう一家族が引越しをして、
コミュニティでの生活が始まるそうです。
フィリピンでは貧困が大きな問題になっています。
ゴミ処理場の周辺で暮らす人々も少なくありません。
「人々の意識を変えていくのは大変なことです」と
ペネロペは語っていましたが、
現地のNPOや行政と連携して
辛抱強い取り組みを進めている、とのことです。
こうした環境において、エコビレッジは、
現状の暮らしの代替的なモデルとしての役割を
果たしてゆくことでしょう。
インド、フィリピン、そして日本と、
国境を超えて同じ価値観を共有している仲間との絆を確認しあう、
貴重な時間を過ごすことができました。
その輪がやがてアジア全体に、
そして世界中に広まっていく時代が到来しつつあることを
肌で感じています。
(みちよ)
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新玉ねぎのピザ
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▼▲▼ コーンブレッド ▼▲▼
[ 材料 ](鉄板1枚 =30 cm x 30 cm分)
<生地>
強力粉 …………… 140 g
中力粉 …………… 60 g
塩 ………………… 4 g
砂糖 ……………… 10 g
イースト ………… 4 g
油 ………………… 10 cc
水 ………………… 100 cc
<トッピング>
マヨネーズ ……… 適量
玉ねぎ …………… 2玉
しょうゆ ………… 50 cc
にんにく ………… 小さじ1
刻みのり ………… 適量
[ 作り方 ]
1) 生地の材料を混ぜ合わせ、両手で引っ張って伸びるくらいまでよくこねる。
2) 生地を丸めてボールに入れ、常温で30分発酵させる。
3) 生地を丸め直して10分くらいおく。
4) 生地を鉄板に伸ばす。
5) 玉ねぎをスライスする。にんにくをすりおろし、しょうゆで溶く。
6) 生地にマヨネーズを塗って玉ねぎを広げ、しょうゆと刻みのりを散らす。
7) 200 ℃のオーブンで20~25分焼く。
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田んぼだより
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田んぼ隊のこまねちより、
今月は「チェーン除草」という取り組みをご紹介します!
無農薬栽培のファミリーの田んぼで
稲さんは健やかに育ちますが、
雑草さんも負けずにぐんぐん育ちます(笑)。
そんなわけで、いかに除草作業を効率よく行うかが毎年のテーマです。
今までは熊手除草(金属製の熊手を使って草を掻き取る)、
機械除草(除草機を使う)、
そして稲の株元に生えた雑草を
手でひたすらかきむしる株間除草など、
いろいろな方法で対応してきましたが、
今年からの新たな試みとして「チェーン除草」を始めてみました。
有機稲作の世界では珍しくないチェーン除草ですが、
まずは道具を作る必要があります。
さっそく「ファミリーのエジソン」である
田んぼ隊のまこっちゃんに製作を依頼、
試行錯誤の末に完成したチェーン除草機を持って、
田んぼの中を引きずるようにして歩いていけば、
雑草たちは撫でられるようにして抜かれ、水面に浮かびます。
田んぼ1反を30分程度のスピードで除草できてしまうという
画期的な取り組みが始まっています。
歩きにくい水田を、重さ12キロのチェーン除草機を引きずって
歩くために体力は必要ですが、
それも安心安全な食べ物を育むため!
ただ、木の花で耕作させていただいてる田んぼの土質は様々で、
また生える雑草の種類や量も様々です。
そのために、どの田んぼでもきれいに除草できるように
改良を重ねていく必要があります。
チェーンの間隔を狭くしたり、重くしたり、
田んぼ隊は日々努力を惜しみません。
今年もきっと、元気な稲さんが育ち、
心豊かなお米たちが実ることでしょう!
(こまねち)
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青草の会より
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* 総会のお知らせ
平成22年度の総会を以下の通り開催します。
日時:2010年7月12日(月)14時10分~
場所:まことの家
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発行年月日/2010年6月1日
編集・制作/木の花ファミリー
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